トップクラスドメイン小説:『週末の.life、それぞれの.style』

".ninja"や".guru"、".bingo"や".yoga"など。使い道がよくわからないトップクラスドメインを、いかに有効活用するかにのみ重きをおいて書かれた物語である。

4人の.menは、.pizzaの.deliveryを.onlineで頼むことにした。男たちは、新しい.servicesのローンチを控えて開発合宿中なのである。ピザの宅配員がベルを鳴らした。.bikeで来ればいいものを、わざわざ.runで配達してきた。.healthを気遣って.diet中なのだという。.engineerの男は、「だったらもっと.organicな.cafeで働けばいいのに」と皮肉を漏らした。.ceoの男は珍しく怒った様子で「だからお前は人の上に立てないんだ。だいだいなんだ。.clothingくらい毎日.cleaningしろよ。みっともない」と、エンジニアを窘めた。.ninjaの男は「何事も.training、忍びとはすなわち.cloud。雲隠れの術」と言い残し、姿をくらませた。.guruの男は「.worldは.loveで満ちている」と発言したまま.skyを仰いでいる。「おいCEO、なぜ開発合宿に忍者とグルを呼んだ?ぜんぜん役に立たないじゃないか」エンジニアは反撃とばかりに続けた。「お前はいつも週末といえば.golfや.tennisばかり。創業当時の.energyはどこへ行ってしまったんだ?」黙って聞いていたCEOが静かに口を開いた。「.todayに始まった話ではないが、どうして君はいつも.networkに.fitしないんだ。.exposedしてばかりで.givesすることを忘れてしまうんだ。だから、.weddingから遠ざかるし、.design志向を受け入れることができない。いいか、俺たちは所詮.venturesなんだ。.shoesの底をすり減らして、自分たちを.saleしてゆかなければいけない。ただ遊んでいるわけじゃない。.moneyを集めているんだ。こないだの.bingo大会だって、社員たちを喜ばせようと考えた.tipsなんだ。」

たまの.holiday、こうして開発合宿に集まっている時点で、エンジニアもCEOもお互い信頼しあっているに決まっている。姿をくらませていた忍者が、なだめるような煙で登場した。「まあ、ふたりとも。ちょっと.worksし過ぎだ。たまには.unoでもやろうじゃないか」「なんだよUNOって!」「一同(笑)」「な?開発に忍者、いたほうがいいだろ?」「確かに。。持つべきものは忍者と物珍しい.domainsだな!」 三人は.memorialな瞬間を楽しんでいた。グルは少し離れたところで、.blueな空を見ながら「(.yoga教室でも開こうかな)」と、ぼんやり考えていた。

*お知らせ:5月25日26日、渋谷で『テクノコント』やります。きてね。